皆さんこんにちは、DTK ADのマーケター、ボーフィスです。
いや〜気がつけばもう夏ですね!
DTK ADがあるタイでは、一年で一番暑いのが4月です。
そして、4月はタイの一番大きなお祭り「水かけ祭・ソンクラーン」がある特別な月なんです。
ソンクラーン時期にタイは1年で一番長い長期休暇となります。
今回は、そんなタイ独特の水かけ祭り「ソンクラーン」についてご紹介し、訪日タイ人について考えてみたいと思います。
本来は、純粋に新年を祝うための行事で、家族一同が集まり、仏像のお清めを行い、年長者の家族の手に水をかけお清めを行う期間です。
水をかけてお清めをすることにより、相手に敬意を示していたのです。
後に水の掛け合いに発展したので、現在では新年の行事というよりは、お祭りという傾向に落ち着いています。
今でこそお祭り騒ぎになるソンクラーンですが、現在でも一部の寺院では昔ながらの神聖な儀式が行われています。
ソンクラーンは毎年4月13日〜15日に、タイの旧正月を祝って行われます。ソンクラーン時期は誰にでも、どこにいても水をかけられるイベントです。
その中でも、タイのバックパッカーの聖地カオサン通りは、若者たちで賑わうエリアでソンクラーン時期は多くのタイ人、外国人観光客が多く集まります。
とは言ってもソンクラーンは長期休暇となるのでタイ人の多くは国内・海外旅行を楽しむ方も非常に多いです。
では一体どれくらいのタイ人がこの長期休暇を活用し国内・海外旅行をしているのでしょうか?
タイ人が一番行きたい国ランキングどこだと思いますか?
旅行検索サイト「スカイスキャナー」によると、タイ人が選ぶ観光地ベスト5がこちらになります。(2015年のデータ)
1.日本
2. 香港
3. シンガポール
4. 韓国
5. イギリス
なんと、日本が堂々1位に輝いています。
タイに在住している日本人として、嬉しく思います。
2013年7月に、タイ人に対するビザが免除され、日本に滞在できるのが15日となってから訪日タイ人旅行客は年々増えています。
日本政府観光局によると2016年に日本へ旅行したタイ人は約901,458人で、2015年と比べると約10万人増えているのですが...
ここで気になるのが
日本大好きなタイの方々は実際どの季節に来ることが多いのでしょうか?
気になりますよね?
では続けて読んで見てください!
日本政府観光局のデータを元に作成したグラフをご覧ください。
見事に3月から5月にかけて観光客数が上がっていますね。
やはり、2013年のビザ免除以降、グッと数が伸びているようです。
タイ人観光客が訪日する時期トップ3をリストアップしてみると...
1. 4月ソンクラーン休み (約13万人)
2. 10月 秋休み (約9万8千人)
3. 12月 (約9万6千人)
となります。
ズバリ、訪日タイ人観光客のピークは4月です。タイの旧正月、ソンクラーンの長期休暇を有効利用して、多くのタイ人が日本に訪れるみたいですね。
やはり4月には、桜を見に行くタイ人で溢れます。
水かけ祭りがある4月だけで、2016年には約13万人ものタイ人が訪日しています。
さらに10月の秋休みは、タイの学校が休みなので旅行シーズンとなります。
12月はなんと言っても、タイでは見れない雪を見に行くタイ人で溢れる形になります。
12月にタイ人に一番人気なのが、北海道です。
2016年に公開され大ヒットとなったタイ映画「恋人の日:1日だけの恋人」が北海道で撮影され話題に上りました。
タイでは興行収入が約6330万バーツを7日間で記録されました。
この映画の詳細はこちらからご確認ください。
という感じで、こんなタイ独特の行事スケジュールから訪日ピーク時期がユニークになっていると言えますね。
気になる訪日タイ人のインバウンド消費額や訪日タイ人観光客層については次回書きたいと思います。
いかがでしたか?
実際に、最近日本にタイ人増えているな〜っと実感している方も多いはずです。
訪日タイ人観光客向けマーケティングに興味がある企業様で、FacebookやInstagramなど活用したSNSマーケティングやインフルエンサーを起用したインフルエンサーマーケティングなどのご質問がありましたら、気軽にお問い合わせください。
では日本では参加できない、水かけ祭りソンクラーンを満喫してください!
【弊社インバウンド施策事例】
訪日タイ人インバウンド施策として「360° Japan」というプロジェクトのフェイスブック運用とインフルエンサーマーケティング(タイ芸能人の日本招聘)をさせていただきました。
360° Japanのプロジェクトに関してはこちらの記事を参考にしてください。
タイ人インフルエンサーを活用する「360°JAPAN」プロジェクトが始動
掲載元:インバウンドBiz
タイ人インフルエンサーを活用して地域や日本製品をPR!「360°JAPAN」プロジェクトを始動
掲載元:PR TIMES